<中国プチ情報>内部告発制度が食品産業で強化される

おはようございます。

カイゼン研究会(a-Sol上海)です。

 

中国プチ情報のコーナーでは

ちょっと気になる中国時事ニュースをお届けします!

(現地社員との話のネタに使っていただければ嬉しいです。)

 

9月19日、政府の市場監督局から

「食品産業の内部告発者に対する褒賞についての決定」

が公布されました。

 

通報経路の整理と最高100万元の褒賞、企業に対する罰金の5%が褒賞になるなど、詳細内容が明確にされ、今後も他産業での強化をすることが決定されました。

(2019年、2021年にすでに法制化されていましたが、それをより強化する、あいまいな部分を明確にする内容となっています)

 

今年は、食用油問題や

組織ぐるみでのクコの実の危険化学品使用問題など、

食の安全が脅かされる事件が続いたことも背景にあります。

 

こう聞くと

また、中国の監視社会や密告制度

を連想するイメージになるのですが

 

この内部告発制度、もともと欧米で生まれ

英語では「ホイッスルブロワー」

中国語では「吹哨(chuishao)」と言います。

 

政府や企業の内部告発を促進し、

組織ぐるみの違法行為やモラルハザードを

早期発見するための制度として発展してきました。

 

日本でも欧米のブームに倣って

2006年に法制化「公益通報者保護法」ができましたが

告発者としての労働者を守るというのが目的で

促進するための褒賞などは含まれていません。

そして、今でも粉飾や違法行為の告発はされていますが

当事者を守り切れていないということが問題になっています。

 

(最近では自衛隊でパワハラ告発や企業の品質問題などが、明るみになり、一定の成果を出して報道されているものの、当事者は結局、組織からの報復に合い、個人として裁判で争うしかない状況になっています。保護の不十分が指摘されている状況です。)

 

欧米では保護に加えて褒賞を促す法律が

多数あり、日本よりは進んでいますが

保護に関しては似たり寄ったりの状況です。(訴訟社会なので、日本ほど訴訟を起こすハードルは高くないですが)

 

この報酬に関しても

利益目当ての通報、告発の増加

企業のレピュテーションリスクを逆手に取った

裏での利益要求などが増加しているという、

別の問題も起こっています。

 

それらと比べると中国ではより

欧米型の方法を取っておりますが、</span >

各国に比べて強い政府が

保護と褒賞奨励を打ち出して

ニュースによる国民への宣伝までしているので

その本気度がうかがえます。

 

 

本日のプチ情報はここまでです。

ありがとうございました。

 

 

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カイゼン研究会(a-Sol上海) サポートチーム

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