突然の夏休み延長で新学期開始が後ろ倒し

おはようございます。

カイゼン研究会(a-Sol上海)です。

 

中国プチ情報のコーナーでは

ちょっと気になる中国時事ニュースをお届けします!

(現地社員との話のネタに使っていただければ嬉しいです。)


新学期が始まる4日ほど前に

突然夏休みの1週間延長が教育局から発表されたことが

話題になっています。

 

中国の学生は

6月下旬からの長い夏休みが終わり

9月2日から新学期が始まる予定でした。

 

中国全体ではないですが、

江西省、四川省、重慶の多くの地域が対象となり

様々な悲鳴が上がっています。

 

延期理由は40度近くの気温が連続しており

熱中症対策など安全面での考慮という発表でした。

 

しかし、小学生を持つ親にとっては

夏休み中は、自分の仕事もある中

 

子供の家での面倒や食事の準備、休みならではの体験をさせてあげ宿題の感想文を書かせる、夏休みの宿題の厳しい進捗管理などで疲弊している家庭が多く、やっと解放されると思いきや、1週間も延長と突然知って驚く等状況が起こっています。

(毎日、親が付き添って、宿題の様子を写真や動画で記録し送付しないといけない課題まであるところもあります)

 

現在の中国では、休みでも子供同士で遊びに行くということも少なく

親や、祖父祖母と家で過ごすずっといることが多く、負担が大きいのかもしれません。(日本でも、夏休み中は給食が出ず、面倒を見る時間や食費が増加するため、夏休みを短縮して欲しいという嘆願が出されていたことがニュースになっていましたが。)

 

付き添いや家事、休みならではの特別な体験の提供など

親にとっての夏休みは負担が大きいイベントだということが表れています。

 

これに付随して、

大学生でも、実家からの航空チケットの変更料金はどうなるのか?など問題が出てきましたが、航空会社も寝耳に水で、急いで特別対応をしているとのことです。

 

多くの人が影響が受ける決定が突然下されるということで

日本ではなかなか見られない現象ですが、個人も組織も対処していくスピード感に驚嘆します。


本日のプチ情報はここまでです。

ありがとうございました。


カイゼン研究会(a-Sol上海) サポートチーム

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