おはようございます。
カイゼン研究会(a-Sol上海)です。
中国プチ情報のコーナーでは
ちょっと気になる中国時事ニュースをお届けします!
(現地社員との話のネタに使っていただければ嬉しいです。)
本日6月7日から全国で高考がスタートしました。
これから約4日間続きます。
今年は1342万人もの学生が応募したようで
前年比51万人増でずっと過去最高を更新し続けています。
日本で言うところのセンター試験のようなものですが、
中国では各大学による2次試験のようなものはなく
一発勝負なのが大きな違いになります。
毎年この時期になると
・遅れそうになった受験生を助けた警察
・カンニングの取り締まり強化
・試験周辺の建設など騒音禁止政策
などなど関連ニュースがたくさん出てきます。
受験の流れを大まかに言うと
(1)高考を受験
(2)結果の通知
(3)志望校の選択
(4)合格・不合格
というようになります。
試験自体も大変なのですが
その後の志望校決めがかなり難しいそうで
学校の先生だけでなく、相談するサービスまであるほどです。
なぜ、難しいのかというと
点数順だけでなく、志望度(第1志望、第2志望、、)、大学ごとの地域別の合格者制限などがあるため、前年の合格点数のラインを超えているから、志望したら受かるだろうというほど単純じゃないそうです。
点数は超えていても、第2志望で出願したため、第1志望者だけで合格定員が埋まってしまうケースや、北京の有名大学に行きたいけど、北京以外に住んでいたりすると、合格数の枠が狭いのでより高得点が必要になるなどがあります。(都市受験者と地方受験者で必要な合格点数に差がかなり出る)
この受験のために、住む場所を変えるなども起こっているようです。
なので、試験そのものだけでなく
この志望校の選択でかなり左右される一面があり、
より公平なシステムの模索が続けられているようです。
本日の海外駐在ニュースはここまでです。
ありがとうございました。
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