「相手の反論が弱いと知りながら、譲歩してやることもできるのが大人だ。」
人の成長をこのように表現した名言がありますが
実際、海外駐在ではこんなことばかりです。
「これ以上聞いても時間がかかるだけだな、、」
「通訳を通しているから意図が伝わっていないのかな、、」
「これ以上聞くと、通訳にも当人にも嫌われそうだな、、」
欲しい答えは返ってきてないし
ちゃんと伝わっているかわからないけど
もう仕方ないか。これにばっかり時間を使っていられないし。
と、結局そのまま流してしまうことは
海外駐在ではよくあるストレスです。
(相手は納得してくれたんだなと誤解しています。)
どれだけ優秀な通訳がいたとしても
自分が勉強して話せるようになったとしても
言葉で説得したり、言葉による管理の限界があります。
分かってもらえる、理解してくれると思わず
それを認めたうえで
仕事上のコミュニケーション、特に工場では
正確な数字ベースでやり取りする必要があります。
聞きたいことが明確で、答えも明確してもらうには
数字・事実・データを共通認識として
コミュニケーションを取らなければ
上のように、
進んでいるようで、実は何も変わらないやり取りに
時間ばかりがとられていきます。
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