おはようございます。
カイゼン研究会(a-Sol上海)です。
中国プチ情報のコーナーでは
ちょっと気になる中国時事ニュースをお届けします!
(現地社員との話のネタに使っていただければ嬉しいです。)
来週9月17日に中秋節を迎えますが
月餅の販売が例年に比べて少ないことがニュースになっています。
中国で生活していると
中秋節の文化として贈答など、頂いたり、食べる機会が
かなりあると思います。
2022年まで安定的に生産量、売上ともに上昇してきましたが
2023年に減少に転じ、32万トン、約220億元になり
2024年の予想ではさらに前年度10%減になるとなっています。
予想上はは微減ということになっていますが
実際の状況はさらに悪そうで
広東省などの生産工場でも注文減による悲鳴が上がっており
通常のこの時期なら、休日出勤もしながら稼働していますが、
急遽、稼働を減らし休み対応を余儀なくされています。
景気停滞、消費縮小、そもそもギフトとしての月餅の魅力減など
様々な要因が影響していると考えられています。
ちなみに
2022年に政府から月餅に対する規制が出されており
高額な月餅を取り締まるということがされています。
(高額な月餅のことを天価月餅と呼んでいます)
500元以上の月餅は市場管理局によって監督されることとなり
2023年以降の市場からはほとんど消えてしまいました。
大衆文化を維持するために
ギフト用の高額で贅沢な月餅を取り締まる目的で
箱の材料や装飾にに高級な貴金属や紅木の使用を禁止するなど
かなり細かい内容が通達されています。
しかし、
やはり贈答用ということで
高価な月餅を求めるお金持ちも存在するため
香港やマカオ経由で、規制の穴をついて、高額な月餅が販売されていることがニュースにになったりしています。
本日のプチ情報はここまでです。
ありがとうございました。
カイゼン研究会(a-Sol上海) サポートチーム

コメント