おはようございます。
カイゼン研究会(a-Sol上海)です。
中国プチ情報のコーナーでは
ちょっと気になる中国時事ニュースをお届けします!
(現地社員との話のネタに使っていただければ嬉しいです。)
中国で一番のお金持ちは?と聞かれて、
日本人でも中国人でもイメージするのは
アリババの創業者 馬雲さんだったり
テンセントの創業者 馬化騰さんなどなのですが
ここ4年間はずっと同じ人が長者番付でトップとなっています。
その方は鍾睒睒さんという人です。
(約4500億元(約9兆2300億円))
誰だろう?となる人も多いのですが
中国にいる人ならだれでも見たことのある商品の製造・販売をしています。
その商品は飲料水です。
あの、どのスーパーやコンビニでも置いてあるペットボトル。
赤いキャップ、赤いラベルが特徴的で山の絵が描かれている飲料水。
中国でおなじみの農夫山泉(1996年創業)です。
この会社の創業者である鍾睒睒が長者番付1位を4年間キープしているのです。
水だけでなく養生堂という美容用品の会社の創業者でもあり(そちらの方が先に1993年創業)、2001年には万泰生物という医薬品会社の買収などもしています。
しかし、やはり飲料水という誰にでも届く商品で有名になったため、定期的に品質などのスキャンダルやメディア、ネットからの攻撃にあい続けている人でもあります。
ちょうど昨年でも、
飲料水メーカーのライバル企業(哇哈哈)の創業者が亡くなったことをきっかけに
現在でも続く批判が起こっています。
その追悼のニュースをきっかけに
鍾さんがもともとはその会社の販売代理店だったこと。
その後自分で飲料水メーカーを起業し、熾烈な競争を仕掛けその企業に勝ってきた過去があるため、その創業者との確執などのうわさが報道されたり、それとは関係なく、息子がアメリカ国籍を取った、アメリカと関係ある企業なんじゃないか?など、ここ一年ずっとうわさで攻撃されているような状況です。(不買運動なども起こっていました。)
本人もあまりメディアに出る人ではないですが
うわさを否定するために声明を出したりしているほどです。。
セレブの過去のスキャンダルが何かをきっかけにして取り上げられ、加熱報道され、ネットで本当かどうかわからない噂が広がり、消費者にまで影響が出る。ニュースを見ていてこういうのは中国も日本も似たような状況だと実感します。。
本日のプチ情報はここまでです。
ありがとうございました。
カイゼン研究会(a-Sol上海) サポートチーム

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