おはようございます!
カイゼン研究会の池田です。
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今回はTPM流の儲ける方程式をお教えします!
前回の現場カイゼン通信では、TPMってそもそもなんなの?という話をしました。
調べると長々と書いてあったりしますが、当研究会で現場をカイゼンしていたトヨタOB曰く、
「TPMは一言で言ってしまえばロスをゼロにすること」
だそうです。
ただ、一言で言うとこのワンセンテンスになりますが、本質的にはこの5つに分けられます。
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- 儲ける企業体質づくり
経済性の追求、災害ゼロ/不良ゼロ/故障ゼロ - 予防哲学(未然防止)
Maintenance Prevention(予防保全) / Preventive Maintenance(保全予防) / Corrective Maintenance(改良保全) - 全員参加(参画経営・人間尊重)
重複小集団活動、オペレーターの自主保全 - 現場現物主義
設備、仕事をあるべき姿に/目で見る管理/クリーンな職場づくり - 常識の新陳代謝
モノの見方/考え方の連続性の進化、成長
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TPMを一言できゅっっっとまとめると確かにあのワンセンテンスですが、一応本質的にはこれくらいびしっとした芯があります。
とはいえ…やっぱりちょっと長いですが…笑
個人的には、この中国という国においてこういった活動を進めていくと、
「一体どこまで重箱の隅を突けばいいのか(突き詰めるのか)?」
という壁にぶち当たると思っています。
(安全はとことん突き詰めるべきだと思いますが…)
TPMでも設備のフォーカスを当てて話をしますが…
予防保全、予知保全というワードを良く耳にすると思いますが、個人的な見解で言えば、これは確立した仕組みの元、徹底された運用を行うことで、初めて達成される設備の理想の状態です。
故障を未然に防ぐ、チョコ停をゼロにする、などなど
それこそ、設備の重箱を突かないとチョコ停なんてなくなりません。
ここで登場するのが、本日のテーマでもあります、
【TPM流 儲ける方程式】
です。
以下図に記載します。

この図で言うと、儲けとは
『ロス削減 + ロス未然防止』
で成立します。
ただ、この図で突っ込むとすると、中国でロスの未然防止を実行できる能力があるのか?
という問題です。
正直、普通の中国工場でそこまで突き詰めるのは難しいと思っています。
(よほど保全マンが優秀であれば話は別ですが…)
よって、個人的にはこの中国で集中してやるのであれば、やはりロスを限りなく減らしていくこと、だと思います。
設備のロスって?
という話は、今後の現場カイゼン通信を楽しみにお待ちください!

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