こんにちは!
カイゼン研究会の池田です。
突然ですが…
御社が使っている設備の中で、最長老は何歳になりますか?
・・・
聞き方がちょっと微妙でしたでしょうか笑
工場内で最も長く使っている設備は何年くらい使われていますか?
という意味になるのですが…
如何でしょうか?
弊社もおかげさまで様々な工場を見させて頂きますが、20年選手はザラ、30年選手なんかもよく見かけるようになりました。
中国へ進出してきた当時から日本の中古を使い続けている…
なんて設備でしたら、それ以上もあるでしょう。
本当に良く頑張ってくれている、そうは思いませんか?
しかし良く頑張っている、とはいえもうご老体ですから、故障などで止まってしまうことも少なくないと思います。
ですが、それでは工場としては困ります。
- 突発故障により生産がストップ
生産計画が乱れ、納期の遅れ、生産性の低下も引き起こす - 設備の精度低下、性能劣化による不良品などの品質問題
- エア漏れ、油漏れなどのムダの発生
- 設備の摩耗、腐食などの激しい劣化による、
点検/給油/掃除/修理などの人員コストの増加
などなど…
まぁ挙げればきりがありません。
そんな上記のような危機から設備を守る仕事
それが保全マンです。
是非時間のある時に、自社の保全マンに聞いてみて下さい。
「君のような保全マンの究極の仕事は一体なんだと思う?」
と。
どんな答えが返ってくるか楽しみではありますが、この返答次第でその担当者がどれだけ自分の仕事に自信、誇りを持っているかが分かるはずです。
私が思うに保全マンの究極の仕事は、
【設備を故障させないこと】
だと思っています。
しかし、その回答が例えば
「すぐに修理する仕事です!」
とかでは大変まずいわけです…笑
「ではどうやったら故障しないようになるのか?」
という話で、初めて“保全”という言葉が出てくるわけですが…
それはまた来週以降に徐々に詳しく書いていければと思います!
是非一度そんな質問をしてみて下さい。
それだけで、
「おっ、こいつ分かってるな!」
という、一つ指標になるはずです。
今回は短いですが、ここまでとなります!

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