カイゼン研究会の池田です!
本日は設備保全におけるPDCAについて、少し書いてみようと思います。
以下の画像は前回のメルマガでお届けした内容で、設備保全における“管理”のサイクルを表した図になります。

こういったサイクルを見ると、勘の良い方ならお気づきになるのではないでしょうか?
そう、ここで言う保全活動サイクルとはPDCAのことを指しています。
それぞれが、
P:日々の作業計画
D:実施
C:結果記録 & 実績チェック
A:カイゼン対策
となります。
また、各PDCAについてもう少し見ていくとこうなります。




このような内容になります。
こうして見ていくと、PやDまでは出来ているが、中々それがC→Aに繋がっていかない工場が多いように見受けられます。
この問題の原因については工場により様々な原因があるとは思いますが、個人的に大きな原因だと思うのが“目標の不明瞭さ”です。
これは弊社でサポートしているカイゼン活動でも通じて言えることですが、ただ上から降ってきた内容では長続きがしにくくなります。
“それ”をやる背景に当事者達の想い、意志が込められていないからです。
ただ言うだけではダメで、ちゃんとやる意味などをもたせてあげる必要がある、ということですね。

コメント