本日取り上げるテーマは、“ロス”に着目した話題です。
過去記事でも、TPMの最も重要なポイントを抜き出すとするなら
『TPMとはロスをゼロにすることである!!』
ということはお伝えしました。
ですが、あの時のタイミングでいきなりロスゼロをお話するわけにはいかなかったので、こんなに遅くなってしまいましたが…
いよいよTPMの本質に触れた内容になります。
さて、TPMを学び始めてロスという言葉に出会った時、まず初めにくるのが「ロスって何なの?」というものだと思います。
ロス = Loss
英語では何となくわかるけど、それがTPM視点だと何を指すのか?ということです。
そこで最も良く目にするのが、以下の図ではないでしょうか?

これはかなり有名なので、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
これは【16大ロス】と言われるものです。
先ほどから“ロス”というワードを連呼していましたが、それらロスを分類すると16個にわけられることを意味している図です。
ちなみに図にも記載されていますが、ロスとは何も設備周りのことだけを言っているわけではないのです。
これらロスはまずは大きく3つに分けられます。
人 / 設備 / 原単位(それ以外)
この3つを分解していきます。
するとこうなります。
人 ⇒ 全部で5個
設備 ⇒ 8個
原単位 ⇒ 3個
これを全部足し合わせて16大ロス、というわけです。
正直、個人的にはそれを言うなら
「まずは人、設備、原単位で3大ロスじゃないの!?」
とは思いますが…笑
戦いにおいて、敵を知ることは重要です。
TPMでは、このロスという敵を倒していくことが命題なのですが、この敵を知る上で16大ロスという考え方が重要になります。
この中でも、特に深く触れたいのが“設備”のロスというわけです。
ちなみに、私はガッキーロスには陥りませんでした。
個人的には木村文乃がど真ん中好みです。

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