稼働率と可動率

おはようございます。

カイゼン研究会の池田です。

 

今回は

 

TPM的にはどういった種類の稼働率があるのか?

 

というものになります。

 

まず初めに、あなたの工場では設備の稼働情報というものをデータとして取得していますか?

 

取得されたデータは記録され、統計、分析を経てカイゼン活動に生かしていくのが定石ですが、この統計、分析をする際にどういった指標を使うのか?という部分で、この稼働率という考え方を使います。

 

とはいえ、本日ご紹介する稼働率は基本にはなるので、これをお読みの方なら確実に聞いたことはあると思いますが…笑

 

まず簡単に分けると、3つの種類に分けることができます。

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今回はこの二つを話していきたいと思います。

 

稼働率と可動率

 

最も有名な指標だと思います。

 

しかし、意外と混ざりやすいので、おさらいがてら説明していきたいと思います。

 

こちらがその内容をまとめたものです。

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かなーーーりざっくり分けると、

 

稼働率:経営層向き

可動率:現場向き

 

という分け方になります。

 

つまり視点が違う、というのが大きなポイントです。

 

このメルマガをお読みの方は基本的に総経理クラスの方が多いので、稼働率の方を見て経営の舵取りに役立てることになるかと思います。

 

取れるのであれば品番ごとが望ましいですが、中国でシステム化されていない稼働データ取得ですと限界があります。

 

そんな中国だからこそ、設備稼働のデータ取得はシステム化を強くお勧め致します!

中国現場カイゼン研究会のコラム・中国駐在ガイド
中国や製造にまつわるアレコレを書いているカイゼン研究会のブログです。
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