<TPM>設備稼働見える化に着手するためのステップ

あなたなら

 

 

自社で設備稼働見える化を始める際、どこから、何から手を付けますか?」

 

 

設備稼働見える化案件でお問い合わせを頂き、実際に訪問すると、トップの方のアツい想いがいつも伝わってきます。

 

 

「稼働を見えるようにして、こんなふうにしたいんだっ!」

 

「こういう風に工場を変えていきたいんだっ!」

 

 

この熱量は、

 

 

『設備稼働見える化をしたら、こんなことをしたいんだ!』

 

 

という欲望からきているものです。

 

 

アツい想い、嫌いではありません。

 

(むしろ好きです笑)

 

 

こういう想いを聞くと、こちらとしても

 

「何とかして実現してあげたい!」

 

という、こみ上げてくるものがあります。

 

 

しかし、同時にいつも感じることがあります。

 

 

それは、

 

 

欲望が先行していて、具体的なステップが描けていない

 

 

というものです。

 

 

もちろんトップですから、こうしたい、ああしたい、という欲望は会社を動かす上でとても重要な推進力です。

 

 

日本であれば経験のある人が多いですし、取れる情報や事例、知見も多くあります。

 

 

そのため、トップがやるとなれば下の人達が自ら考えて必要な行動をとるでしょう。

 

 

しかし、こと中国ではどうでしょうか。

 

 

果たしてそれだけ自分達で考えて行動ができる人が社内に一体何人いるでしょうか?

 

 

「うちのスタッフ、言えばやってくれるんだけど、言われたことしかやらなくて…」

 

 

なんていう言葉を、私は何度トップの方から聞いたことか…笑

 

 

そのため、中国ではただ「やるぞ!」だけでは部下は動いてくれません。

 

 

ある程度道筋、ステップを立ててやる必要がでてきます。

 

 

「そんなことまでトップがやるのか…」

 

「そんな具体的な流れくらい、自分達で考えてくれよ…」

 

 

なんていう言葉が漏れ聞こえてきそうですが…笑

 

 

当研究会に寄せられるお問い合わせも、最初は良いのですが、途中で止まってしまうことがよくあります。

 

 

そういったケースは、このフェーズで止まることが多いような印象があります。

 

 

最悪、設備稼働見える化プロジェクトがお流れになることも…

 

 

今回はそんな問題に対して、見える化必勝ロードマップ、なんてものをつくってみたので、ちょっとご紹介・・・

 

 

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これは社内で

 

 

「設備稼働を見える化したい!」

 

 

という欲望に駆られた時、具体的に何から手を付けるのか、ステップごとに分けたもの

 

 

一つ一つ説明していくと…

 

 

    1. 人選
      この人選とは、単に設備稼働を見える化するため、ベンダーとの間に入りプロジェクトを管理する人、ではありません。

      これは長期的なメンバーです。

      それも、設備稼働見える化を通したカイゼン活動を行うメンバーというポジションです。

      つまり【設備稼働見える化】を行うなら、メンバー選定から始める必要がある、ということです。

 

    1. 活動目標
      これが上述した欲望の部分にあたるものです。

      設備稼働を見える化して、こんな風になりたいんだ!

      という欲望です。

      この欲望を実現するためには、もっと具体的にカイゼン活動の目標として落とし込む必要があります。

      そのためには、数字を含ませて

      【〇番の設備の停止時間を〇%削減】

      のような目標にする必要があります。

      これが見えると、実現のためにはそもそも

      『どんな設備稼働データが必要なのか?』

      が見えてきます。

      これが第2ステップでやることになります。

 

    1. ロス選定
      どんな設備稼働データが必要なのか?が見えると、次に自社設備の現状ロスの把握に入れます。

      このためには、自社設備の小枠のロスを調べて定義していく、というフェーズに入ります。

      ここで初めて、自社設備にどんなロスの種類があるのかが分かってきます。

 

    1. アウトプット
      このフェーズで、初めて設備から稼働データを外部へアウトプットする方法など、技術的な内容に入ります。

      設備によっては、アウトプットするのに改造が必要な稼働データなどもあるため、ここで投資価格が見えてきます。

 

    1. 活動体制の構築
      最後のこのフェーズで、カイゼン活動にどうやって取り組んでいくか、という仕組みの構築に入ります。

      ここが抜けていると、せっかくアウトプットした設備稼働データが宝の持ち腐れになってしまいます。

      人の工数を確保して、どうやって成果を出していくのか、どうやって継続していくのか、これをここでばちっと決めます。

      大きく分けて、この5ステップを刻むことで、自分達の道筋が分かります。

      これで、途中で何をしたら良いのか、どこに向かっているのか、止まることなく
      進めることができるようになります。

 

 

 

当研究会は、ただのシステム開発屋ではなく、こうした現場のカイゼンをサポートできることが最大の強みだったりします。

 

 

特に、設備稼働見える化システム、なんて類のシステムは通常のシステムとは大きく異なる部分があるわけで…

 

 

それは「導入したらすぐに効果がでるシステム」ではない、ということ

 

 

導入してすぐに工数が削減される、という分かりやすいシステムではないのです。

 

 

もちろん、設備稼働見える化システムを導入することによって、データの信頼性が上がったり、手書き工数が削減されるなど、大きな効果も期待できます。

 

 

ただ、設備稼働見える化システムの真の価値は、導入後にどうやって使ってカイゼン活動を行い、効果を出していくか、これに尽きるわけです。

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