<中国プチ情報>スマホケースで720億円を稼ぐ企業

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おはようございます。

カイゼン研究会(a-Sol上海)です。

海外駐在ニュースでは

ちょっと気になる中国・東南アジアの時事ニュースをお届けします。

(現地社員との話のネタに使っていただければ嬉しいです。)

 

 

 

最近中国で流行っているのかは

わかりませんが

 

○○界のエルメス(愛馬仕)という表現が

おしゃべりの中でも、

ニュースでもよく言われます。

 

 

最上級、高級品、1番良い

という意味が込められていますが

どんなものにでも使われ過ぎている印象です。

 

 

ある時

野菜売り場の年配女性が

「これはサツマイモ界のエルメスだよ」

 

と言ってきて

笑いそうになったこともありましたが

 

 

本人は

全然笑っていなかったので

 

 

どれだけこの製品が素晴らしいか

ということについて

いたって真面目に

伝えるための表現方法なのだと思います。

 

 

 

この名詞だけで

最高級ということがすぐに伝わる。

 

あらためて

エルメスという企業、

ブランドのすごさを痛感します。

 

 

エルメス生誕160周年にあたる

 

1997年に

 

馬具工房の職人のティエリさんから始まる

企業誕生物語を

日本人の漫画家に依頼して

製作したことも有名です。

 

カバーがエルメスの箱のデザインになっている

「エルメスの道」という作品です。

 

 

本場のフランスでさえ

誕生から現在までの

社史もなかったのに

 

 

今ほど世界で流行っていなかった

漫画に目をつけ

 

 

自社のブランド価値が込められた社史を

漫画化し販売した

という驚きのマーケティングでもあります。

 

 

 

 

話がそれてしまいましたが

 

 

○○のエルメスというのが

中国では常套句になっている中で

 

 

「スマホケース界のエルメス」

年間売上720億円を突破というのが

大ニュースになっていました。

 

 

CASETiFY(ケースティファイ)

という香港の会社で、

 

平均価格8000円以上もする

スマホケースやストラップなどの

アクセサリを中心に

製造・販売を行い、

仲介を取り除いたD2C企業です。

 

 

 

このスマホケースなどは

何百円~くらいの低価格が相場で

ここまでの売り上げになることはかなり稀です。

 

 

ほとんどが中国生産で

機能差も少なく突出する企業は少ないような

カテゴリーでもあるので、ニュースになりました。

 

 

 

もともとは

CASTAGRAM(ケーススタグラム)

という名前で2011年創業し

SNS上の写真をスマホケースに印刷して

オリジナル製品を作ることができる

というサービスでした。

 

 

スマホが普及し始めた当時から

周辺アクセサリーを手掛けるのもすごいですが

 

 

そこから

ライバルも増え、

消耗戦になりそうなところ

 

 

今では主流になっている

インフルエンサーマーケティングを

その当時からインスタグラムで展開し

 

有名人が

SNSで紹介するという方法で

 

 

価格を下げない

自社ECでの販売にこだわり

ブランド価値を高めることで

むしろ価格を上げることを続けます。

 

 

 

そこからもその戦略を強化し続け

セレブやデザイナーとのコラボ

企業ロゴとのコラボ

(コカ・コーラやDHL)

 

 

ポケモン

K-POPアイドル

米プロバスケ(NBA)

ルーブル美術館(モナリザやミロのヴィーナス)

 

 

などなど

これも今流行りの

IPを活用した製品開発、キャンペーンを

かなり前から展開しています。

 


今では

日本のアニメ(ワンピースやクレヨンしんちゃん)

日本のIP(ちぃかわ)

Netflixのドラマなど

 

 

自分が好きなものを表現できる

高級スマホケースとして

確固たる地位を築いています。

 

 

 

売上もアメリカが半分を占めており

残りは日本、香港、韓国などがの頃を占めます。

 

 

日本向けのECサイトでも

iPhoneシリーズ</spa n>

ギャラクシーシリーズ

グーグルピクセルシリーズ

という高価格帯のスマホのみを対象にしているようです。

 

 

 

中国に関しては

2022年に販売を開始したばかりです。

(新天地に実店舗があります。)

 

 

以前店に行った時は

スマホケースなのに

なんでこんな高いんだと思ったくらいでしたが

ここまで伸びているとは知りませんでした。

 

 

 

中国市場は

まだ本格的に乗り出していないように見えますが

そもそも生産場所は広東省で

逆輸入ではありますが

 

 

このニュースをきっかけに

高価格帯のスマホケースに

火が付くかもしれません。

 

 

人形のラブブが流行った時に

有名人やトップアイドルが使って話題を呼び

日本でも火が付いたということが

最近ありましたが

 

 

 

そのような方法を

10年以上前から始めている企業であり、

中国でどのように展開していくか

楽しみでもあります。

 

 

 

スマホケースや

首から下げるストラップなど

高いものを組み合わせたら

iPhoneの値段の半分くらいかかってしまうそうです。

高すぎますよね。笑

 

 

 

本日の海外駐在ニュースはここまでです。

ありがとうございました。

 

 

 

 

カイゼン研究会(株式会社a-Sol)

 

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デジタル管理と制度構築・教育でサポート。

 

デジタル化と生産性の専門家によるモニタリングにより

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現地に任せるだけでなく

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