こんにちは!
カイゼン研究会です。
今回は“現場カイゼン!”とは全く関係のない話になります笑
たまには息抜きがてら、ということで、
ご興味のある方はお付き合い頂けると幸いです!
というわけで本題ですが…
まず、筆者の好きなものが“豆腐と水”というわけではありません!
そんな渋い?趣味は持ち合わせていません笑
この題名を見て分かる方はファンと言っていいと思います。
これは『美味しんぼ』という漫画の記念すべき第一巻第一話目の題名から引っ張ってきました。
本ブログの読者の方にファンの方がいれば嬉しいのですが…笑
ご存知、日本の料理系漫画と言えば、このタイトルが絶対にランキングには食い込むであろう、有名漫画です。
個人的には山岡と栗田の結婚前までくらいに、好きな話が多くあります。
私がこの漫画に出会ったのは小学生の時です。
すでにかなりの巻数が刊行されていましたが、当時コンビニでそれら話をオムニバス風にまとめた「アラカルト本」に出会い、母親に買ってもらった記憶があります。
この漫画はすごいっ!!
という衝撃はなかったとは思いますが、何故か徐々にハマって行き、本の中古屋に行っては1冊100円前後の美味しんぼを探し出し、お小遣いでちょろちょろ買っていたことを思い出します。
今思うと、新聞記者だの社主だの、子供には分からん設定やら言葉が満載なので、基本は山岡と海原雄山の対決の話のみを見ていた気がします笑
しかし、年を経るごとにこの漫画の面白さにハマっていきます。
私は基本あまり漫画を読み返す方ではないのですが、美味しんぼは小中高と、何となく読み返すことが多かったような記憶があります。
その読み返す時のポイントが、徐々に対決から対決以外に移っていきます。
それはもちろん、山岡が色々な人の問題を“食”を通じて解決していく話です。
ご存知の方は分かると思いますが、山岡という男は基本グータラ社員です。
会社でも昼寝ばかりしています。
日本でもトップ1,2を争う大手メディアの会社で、あの態度を貫けるメンタルは心の底から欲しいと思いますが…笑
そもそも初期の段階では、寝るというよりは基本会社にはいません。
ギャンブル、競馬のために外に出ずっぱりです。
それが回を追うごとに父である海原雄山にボコボコにされ、ついにはギャンブルをやめます。
そしてギャンブルに当てていた全ての時間を、代わりに昼寝にあてるようになります笑
定年間近で窓際社員などならまだ分かります。
ただ当時20代で、社内でも社主肝入りの究極のメニューという大プロジェクトを任される
そんなの普通なら超出世コースです。
にもかかわらず、寝ます、さぼります。
書いてて思いますが、どんな鉄のハートしてたらこうなるんですかね笑
しかし、そんな山岡という男の真価はここにはないわけです。
毎回彼には何かしらの相談が持ち込まれたり、トラブルが起こります。
しかも仕事というよりは、仕事以外の内容が多いように思われます。
これを山岡が解決していくわけですが、私が思う彼のすごいところは『物事や心の本質を掴む能力』です。
美味しんぼの相談、悩み、トラブル系は全て人が絡んでいますが、その芯、本質をついて解決に持ち込みます。
作中でも、「グータラの極みのように見えて不思議な力を持っている」と、の二木会長も言っていましたが、はこの力の正体が本質を見抜く力だと思っています。
そして、解決に導く際、山岡が使うツールが“食”なのです。
山岡にとって“食”は
自分の中でもっとも秀でた能力で自分のフィールドです。
この本質を見抜く力で、物事の本質見抜き、自分の能力、フィールドと紐づけて解決策を見出している、というのが私の見解です。
そんなグータラだけど、次々と問題を解決していく様とのギャップに、栗田は完全にやられたわけです。
山岡がこれを狙ってやっているようには見えませんが、狙っているとしたらとんでもない策士。
天然でこれだとしたら天性の人たらしということになるのでしょうか笑
まぁそんなギャップに惹かれてファンになった私もいるわけですが…笑
話は逸れましたが、この“本質を見抜く力”というのがどれだけ重要なことなのか、社会に出ると嫌というほど感じます。
そして、そんな嫌というほど感じるからこそ、山岡のすごさがだんだん分かってきます。
この本質を見抜く力はどうやったら身に着くのだろう、と2022年年明け早々から考えている今日この頃を話題にさせて頂きました!
山岡みたいにはなりたいですが、あんなのやって怒られることに私は耐えられる気がしないので、良いところだけ学んでみたいと思います笑
本日は緩めの話にはなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました!
P.S.
最近あまりにもまた読みたくなり、中古ではなくちゃんと電子版を買い漁り始めました。
これでいつでも読めます笑

