<現場カイゼン通信>仕事内容が分かりづらいので・・・

こんにちは!

カイゼン研究会の宇賀です。

「宇賀さんって結局どんな仕事してるの??」

知り合い、友人、いろんな人に聞かれますが、一言で答えにくいということがあります。

カイゼン研究会という名前なので、何か製造業に携わる仕事なのだろうということは察してもらえます。笑

しかし、

具体的には何をやっているのだろう?

と思われているようです。

(自分でさえうまく説明できないのですが…笑)

企業研修の講師をやることもあれば、

実際に製造現場に訪問して従業員や管理者に直接あれこれ言うこともありますし、

改善プロジェクトの会議に呼んでもらい企画会議やプランを作成するだけの日もあります。

日本本社への報告資料やプレゼンをお手伝いすることもあれば

現場で対象工程をじっと観察してどんな対策をするか考えることもあります。

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コンサルをしてるんでしょとも言われますが、そんな呼び方もピンとは来ず、もっと泥臭い何かという感じがします。

単に製造現場や生産管理や購買、システムなど工場に関わることで、

知見や考え方を活かしてお客様の要望に応えられることなら何でもしているという感覚です。

中国各地にある現地法人の管理職の方、総経理の方は

・何か工場に課題を感じていたり

・実現したいアイデアを持っていたり

取り組みたいことは山ほどあります。

しかし、現地化の流れもありトヨタのように現場から管理部署まで何十人も日本人駐在員がいる工場は稀です。

自分の考えをくみ取って実行してくれる駐在員や幹部が不足していたり、日々の業務でじっくり課題と向き合う時間なんてない方がほとんどです。

そんな中でも「このままでは・・・」という気持ちがあふれた方が、「何とかしなくては!」という時に一緒に仕事をさせて頂いております。

相談される課題もそれぞれの総経理の思いや背景、実現したいことは唯一無二であり同じものはありません。

それをどう実現するか考えるときに様々な手段があるので、何をやっている人かわかりにくくなるのではないかと思います。

やっていることを大きく分けてみると、教育と問題解決に分かれます。

例えば、座学の講師(TPS問題解決手法)は教育に振り切った内容になります。

しかし、そんな明確に分かれることは稀で、教育をしながら実際の問題を持ってきて問題解決プロジェクトとして取り組み、一緒に実践する中でやり方を学ぶということが多いです。

問題解決研修という名目ですが、実際には自分の仕事、会社のテーマに沿って改善をしてもらいます。

私自身もプロジェクトの中で手を動かすこともあれば、やり方を教える役割だったり、チェックの役割だったり、リーダーの役割だったり、本当に様々です。

プロジェクトの内容だけでなく時期によって変わることもあります。

しかし、結局仕事のゴールは特定の問題を解決しチームに成果を出してもらうこと

その結果、ローカルメンバーにも問題解決手法やTPSの考え方を使って理解してもらい、プロジェクト終了後も総経理や駐在員と同じ目で仕事に取り組める人が育つということ

この2つがあります。

ちなみに、トヨタでも実はTPSを学ぶという機会はあまりなく、研修や昇進試験、年次評価は問題解決発表を中心としています。

日本だけでなく海外、中国でもです。

その能力を培うことが改善文化のエンジンです。

なので、前職でも使われていたA3一枚での問題解決や、パワーポイントでの発表を研修の成果発表(まとめ)とすることが多いです。

その中で自分の問題に取り組んでいく手法を学んでもらうことを大事にしています。

結局長々書いてきましたが、どんな仕事なのか余計わかりにくいような気がしてきました。。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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